みなさま、こんにちは!
高知の小京都、四万十市中村の町家(古民家)再生の日々を綴っています。
梅雨の激しい雨に打たれながらも、我が町家さんは頑張って耐え忍んでくれております!
が、一部、おかしな雨どいを発見しました。
左上にある雨どいから流れ出た雨水が、正面の窓の庇へ、そしてテレビのアンテナの配線を伝ってダーッと流れ落ちてきていました。1階の庇に落ち、跳ね返る雨水が壁を打ち付けておりました。
無造作に置いてある板はその防止策のためのものです。
雨の日の写真はこちら↓
写真ではよくわかりにくいかと思いますが、それは激しい雨の日でした。
そして、もうひとつ。この建物の正面左側の壁に付いていた雨どいが曲がっており、1階の天井を支える柱に思いっきり雨水が流れ込み、その結果柱が一部ボロボロに朽ちてしまっていた部分がありました。
ちょうど2階の床の間の角にあたります。
滲みた跡があったので、トントンたたいてみたら、、、パリッとあいて、外が見えました!
拡大して見てみると、
長年、雨に打たれ続け、ここまで被害がきてしまったようです。
かなり太い柱なのですが、ボロボロに朽ちてスカスカ!!大工さんもポッカリと口をあけて驚いておりました
雨どいさえちゃんとしていれば。。。とても残念なことです。
1階の天井を剥がしていったらボロボロに朽ちている様子がはっきりと出てきました!
恐ろしいことに!!
こちらは、柱継ぎをすることになります。ここがこの建物で見つかった(今のところ。。)一番の損傷部分です。
角なので、よくぞこれでもがんばってくれていました!!
7月に入ったら早々に治療してもらいます!
というわけで、たかが雨水、されど雨水なのです!
雨どいって本当に陰で家を支えてくれているのですね。。
はぁ、。覚悟はしておりましたが、いろいろと立ちはだかりますね。
これも古民家再生の醍醐味でしょうか!!
さあ、まだまだ、ま~だまだ続きます♪
本日も高知の小京都、四万十市中村の町家再生ブログにお立ち寄り頂きありがとうございました!
はんこ屋店主の妻