みなさま、こんにちは。
高知の小京都、四万十市中村の町家(古民家)再生の日々を綴っています。
壁を壊し、少しづつ改修の雰囲気が出てきました!!
まだまだ道のりは遠いですが、ぼちぼち楽しみながらやっていきたいと思います♪
さて、壁の次は天井です!
天井にはおなじみのボードがはってあります。このような↓
この天井ボードをめきめきと剥がしていきます。
細い釘が打ち込まれているので、ボードとボードの間の隙間にバールかマイナスドライバーを差し込み、めりめりと少しずつ剥がしていきます。
なかなか大変な作業でした
ペキッと剥がれればスカッと爽快!気持ち良いのですが、湿気を含んでいるとぽそぽそと割れていくので根気のいる仕事です!
隠れていた電気の配線もぶら~んと出てくるは出てくるは!!
そして!恐れていたシロアリも出てきました
なんと柱が~~~
こんな事になってしまっていました。おっとろしや~!!(高知幡多弁でこのような時に使うらしい。私は県外からのお嫁入りなのでまだなかなか使いこなせませんが、せっかくの機会なので使ってみました笑)
大工さんによると横に柱を添わせて補強できる!とのことなのでひとまず安心。
壊す度に何が出てくるかヒヤヒヤします。
天井裏ヒヤヒヤと言えば、、、クリーニング店側になりますが、こちらは、後から造り足したからか、さらに少し低く天井が造られていました。その低い方の天井を剥がしていくと、、ネズミの糞だらけ~
剥がすときにパラパラと落ちてくるので大変辛い作業となりました。
なぜか古いお手玉が出てきたり、なかなか古そうなお菓子の包み紙が出てきたり。。
お菓子の包み紙がなんと由緒ありそうな「三河銘菓」だったので、その昔、どこかから頂いてこの家の方々が食べていたのかなぁ、そしてねずみが盗んで天井裏へ持って行ったんだろうなぁ、などと想像して楽しみました。
少しずつ慣れてくると要領がつかめてくるのでペースも早くなってきます。
しっかりとした柱が出てくるとワクワクしてきますね。
天井ボードの粉をかぶり、瞼がガマガエルのように腫れるという事件もありましたが、強力な防塵メガネに買い替えてなんとか乗り越えました!
そして作業を進めていくと遂に!!
BEFORE↓
AFTER↓
残り僅かまでたどり着きました。
後は、残った釘を抜いていきます。
クリーニング店の方は、BEFORE↓
AFTER↓
こんな素敵な建具が隠されたままになっていたなんて、もったいない~!!
お目にかかれて光栄です♪
まだまだ続きます。
本日も、高知の小京都、四万十市中村の町家再生ブログにお立ち寄り頂きまして、ありがとうございます!
ハンコ屋店主の妻