グリーンウッドワークでスプーン作り 

グリーンウッドワークでスプーン作り 

皆さんごきげんよう。

先日のとても良く晴れた日曜日にグリーンウッドワークでスプーン作りをしました。
グリーンウッドワークというのは グリーンウッド=生木 と ウッドワーク=木工をくっ付けた言葉。
つまり生木で暮らしの道具をつくる木工のことです。

生木は乾燥木とちがって、反ったり、曲がったり、縮んだり、割れたりします。
でも、それは木が生きているということ。
一本ずつちがう木の個性を認めて、自分が作りたい形を全ておしつけるのでなく、木がそうなりたいと言っている声を聴きながら、一緒にものを創り出す気持で作業をすると、自ずと形が現れてきます。

荒く大きく、神経質になり過ぎないところは、すっかり乾燥しきった印材にしっかり作り込んだ文字をち密に彫り込むハンコづくりとは全く違いますね。

ではまた。

店主


道具は斧、鉈、鋸、ナイフ、木づち、これで全部です。

割った材に荒く形を描きます。
斧で荒く割ります。


輪郭に沿ってハツッたところ。

いろんなナイフを使って削ります。
凸凹が美しいです。これは樫の木。
彫り出したスプーン。
直径12㎝くらいの丸太で2本取れます。