中村合気会子供教室について
指導で重視していること(重要度順)
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挨拶 (にこやかに)
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受身 (怪我をしない身体作り)
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所作 (美しく)
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話を聞いて観察眼を養う (静かに注意力をもって)
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武道的動き(凛々しく、格好よく)
成長してもらいたいこと
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自分をしっかり相手に向ける。
打ち込みでは相手と自分の距離感を図り、相手に届かない攻撃、届いたとしても形だけにならないようしっかり打つこと。
(人間関係でも中途半端な忖度や遠慮をせずはっきり自分を出せる人になる)
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相手を尊重して自分勝手にならない。
受けは力の流れに逆らわないよう相手と一体になって受け身を取る。
取りは受けに怪我をさせないよう十分に配慮して投げる。
(相手とぶつからず、思いやる心を養う)
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それぞれの個性を知り、周りと調和する。
同じ人とばかり稽古をせず常に人をかえることで、人それぞれの性格、力加減、振る舞いに違いがあることを知り、相対的に自分自身も理解し、周りと調和を図れるようになる。
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上手に受け身を取れるようになる。
怪我の予防。日常でも咄嗟の時に直ぐ受身を取れるよう何度も繰り返し行う。
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日常での振る舞いかた、体の動かし方がきれいになること。
猫背にならないようにまっすぐ立つ、きれいに転換をすること学び、稽古を通して日常の動きも意識するようになる。(背筋が真っすぐになると集中力が増し勉強がもっと身に付くようになる(はず)。)
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自信をもって行動できるようになること。
稽古終わりの演武はその日一番頑張った子を選んでいる。選ばれたことと人前で演武をすることで、行動に自信をつける。
小中学生には、一つ一つの技の細かなことの出来不出来は問うていません。また微細な身体感覚が必要な軸崩しのような大人でも難しい技術については全く求めていません。それよりも学校や今後社会に出てからも軸を持った行動が出来るようになること(人格形成)や、基本的な身体機能の向上がより重要と考えています。
一生懸命に覚えようとしている前向きな気持ち、自分をしっかり出すこと、相手を尊重すること、周りとの調和、怪我をしない体つくりが大事と考えています。
稽古方法
同じことの繰り返しにならないよう色々な技を混ぜて稽古をし、飽きさせないように工夫しかつ各人の成長度合いに合わせて求める動きを考え、指導しています。
時々武器を使った護身術的な稽古をしたり、いろんな受け身の練習や、時には棒回しなどの遊び要素が強い稽古も加え毎回メニューを考えています。