皆さんごきげんよう。
12月1日日曜日は土佐直伝英信流の納会兼昇段審査兼忘年会でした。
我が中村支部からも一人初段を受審して、見事合格。
この二か月は特に熱心に稽古してましたからね。報われて良かった。
後は皆さんお楽しみ忘年会。
納会と審査会の終了時間は決まってなかったけど、酒の会の時間はきっちり決めてあるのが土佐流です。
皆さん開始の十分前には会場に到着して、しっかり杯を握って酒の配膳を待ち構えていました。
その忘年会のメイン料理はすき焼き。イギリス出身のトム君は噂に聞く『スキヤキ』を初めて食べると目を輝かせています。
じゃあ、純日本式の食べ方を教えてあげよう、と言うことでまず生卵を碗に溶いて、それに肉やらうどんやらをつけて豪快に食べるのだ、と説明したら、彼は目を丸くして困惑顔。
「生卵をつけて食べるの?」
「そうだよ。そんでうどんもズルズルっとすすって食べるんだよ。」
「え~ムリ…。」
トム君は二年ほどの日本生活で麺類をススルのは慣れたけど(ご存知と思いますが西洋料理ではススって食べるのはご法度)生卵はまだダメみたいで、結局卵は鍋に入れて沸かして固めてから食べていました。
もう一人のイギリス人のリチャード君も生卵はダメだと言っていたので、そういう食文化なんですね。
いつか、土佐の香り米入り炊き立てご飯に土佐ジローの卵を割り入れて鰹醬油を掛けた、最高の卵かけご飯を食べてもらいたい!
結局、居合とは関係ない話…。
ではまた。