居合は面白いよ、と人に伝える。でも何が面白いの?どの部分が?と聞かれるとどう答えていいのか。
考えるためのメモ。
やればやったで楽しい。これは確実に言える。
でも、競技会は無いので相対的な強さ、上手さを求めることはない、試斬もしない。戦う相手は自分自身。
自分と戦うって何?それが伝わらない。
何故競技がないのか、居合は突き詰めれは相手を殺すための殺人技の稽古。生若しくは死の二択。なので剣道のように
叩いて一本では無く、斬り倒して息の根を止めたら勝利、殺されたらそこで終わり。これが居合の本質。
だから『競技』は無い。
戦うのは自分自身。眼前にいるのは暑い、寒い、しんどい、あちこち痛い、面倒だ、すぐ怒る、クヨクヨする、
そういう自分自身。それに戦い勝つための稽古。